【WordPress】お知らせ一覧をウィジェットで表示するショートコードの作り方

こんにちは、所長のにゃまんです。

企業サイトやネットショップのトップページにあるような「お知らせ一覧」をウィジェットで表示できたら便利ですよね。

ただ、そのままテキストウィジェットにPHPのコードを書いても実行できないので、「PHP Code Widget」や「Exec-PHP」などのプラグインが必要になるのですが、これらのプラグインは投稿者に便利な反面、外からの攻撃者もPHPを実行できてしまう危険性があります。

今回はプラグインを使わずに、ウィジェットや投稿記事、固定ページにショートコードを使って簡単に「お知らせ一覧」を表示する方法を紹介します。

ショートコードとは

ショートコードタグと呼ばれる文字列を投稿記事などに書くと、そのタグにあらかじめ登録されたコードが呼び出される機能です。

例えば、ショートコード「nyaman」に、「最近、帰りが遅くお疲れ気味です」という文を返すコードを登録しておくきます。そして投稿記事内に［nyaman］と書くと、記事を表示させた時に「最近、帰りが遅くお疲れ気味です」に置き換わります。

具体的には、まず下記のコードをfunctions.phpに記述します。

function nyaman_condition() {
	$str = "最近、帰りが遅くお疲れ気味です";
		return $str;
	}
add_shortcode('nyaman', 'nyaman_condition');

あとは、投稿記事内に [nyaman] と書くだけです。
投稿記事をプレビューすると、[nyaman]と書いた部分が「最近、帰りが遅くお疲れ気味です」に置き換わっていると思います。

上記コードと同じように、「お知らせ一覧」を表示させるコードをfunctions.phpに記述してあげれば、ウィジェットや投稿記事内にタグを書くだけで「お知らせ一覧」を表示させることができます。

「お知らせ一覧」のショートコードの生成方法

下記が、お知らせ一覧用のコードです。これをfunction.phpに記述します。

function information_list() {
	$info_posts = get_posts( array( 'category_name'=>'information', 'posts_per_page'=>3, 'orderby'=>'date', 'order'=>'DESC'));
	global $post;
	if( $info_posts ):
		$str = '<div class="info_list">';
		$str .= '<div class="info_title">にゃまんシステム研究所からのお知らせ</div>';
		$str .= '<ul>';
		foreach ( $info_posts as $post ) : setup_postdata( $post );
			$str .= '<li>'. get_the_date('',$post->ID). '&nbsp;<a href="'.get_permalink($post->ID).'">'. the_title('','',false). '</a></li>';
		endforeach;
		$str .= '</ul></div>';
	else:
	    $str = '';
	endif;
	wp_reset_postdata();

	return $str;
}
add_shortcode( 'info_code', 'information_list' );

以前は「query_posts」をよく使っていたのですが、「query_posts」は非推奨のようなので、今回は「get_posts」を使っています。

簡単に説明しますと、get_postsで、category_name（スラッグ）が「information」の投稿記事の中から、最新の3件を取得し、リスト表示させるためのタグなどを付加してから返しています。

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