
WordPressサイト制作にブランクテーマの「Underscores」を時々使いますが、通常は必要の無いファイルも含まれています。
そこで、不要なファイルを削除してみました。
目次
ブランクテーマの「Underscores」とは?
WordPressのブランクテーマ 「Underscores(アンダースコアーズ)」 は、オリジナルのWordPressテーマを制作するためのベースとなるテーマです。
一般的なWordPressテーマでは、デザインや装飾、各種機能が最初から用意されており、PHPやWordPressにあまり詳しくなくてもサイトを作る事が可能です。ただ、一からオリジナルのサイトを作りたい場合は、それらのデザインや機能が逆に邪魔になってきます。
「Underscores」は、最小限のファイルで構成されているため、自分でコードを書く必要がありますが、自オリジナルの自作テーマを作りたい場合はおすすめです。
不要と思われるファイルと削除方法
style-rtl.css
アラビア語など、右から左に読む言語向けのcssファイルです。
日本語のサイトで、右から左に読む言語への対応が不要なら削除しても良いと思います。
このファイルは、function.php内で読み込んでいるため、function.phpに書かれている下記記述も削除する必要があります。
wp_style_add_data( 'xxxxxxxx-style', 'rtl', 'replace' );
xxxxxxx-style は、スタイル識別子です。
phpcs.xml.dist
PHPのソースコードが、決められたコーディング規約に従って書かれているかをチェックするための設定ファイルです。
通常は、PHP_CodeSniffer(PHPCS)というツールと組み合わせて使用しますが、PHPCSを使用していないなら、このファイルを削除しても大丈夫です。
package.json
JavaScriptやCSSの開発ツール・ビルド設定のファイルです。
SassやSCSSのコンパイル、CSS・JavaScriptの圧縮などに使用している場合があります。
すでにCSSやJavaScriptが完成していて、今後テーマ内でビルド作業をしないのであれば削除しても大丈夫です。
ただ、テーマをZIP化するコマンドも含まれているため、今後テーマを配布する予定があるなら残しておくと便利です。
composer.json
PHPライブラリや開発ツールの管理設定ファイルです。
PHPのライブラリや開発用ツールを Composer で管理していない場合は、削除しても大丈夫です。
.stylelintrc.json
CSSの書き方をチェックする設定ファイルです。
Stylelintというツールを使うことで、スペースや改行、セミコロンなどの書き方が統一されていないなどの問題を検出できますが、そのルールを設定したものになります。
CSSを生成、チェックする場合は残しておいた方が良いですが、不要なら削除しても大丈夫です。
.eslintrc
JavaScriptのコードに問題がないか、書き方がルールに従っているかをチェックするための設定ファイルです。
ESLintというツールを使うと、変数の宣言方法や引用符、セミコロンなど、設定されたルールに基づいて問題を検出できます。
今後、ツールを使ってJavaScriptのチェックを行う場合は、残しておいた方が良いですが、ツールを使わないなら削除しても大丈夫です。
README.md
テーマの説明や使い方、注意事項などが書かれたファイルです。主に開発者向けの内容です。
今後、テーマを配布などしない場合は削除しても大丈夫です。
readme.txt
これも、テーマの説明や使い方、著作権情報などが書かれたファイルです。
今後、テーマを配布などしない場合は削除しても大丈夫です。
jetpack.php
これは、incディレクトリーの中にあるファイルですが、プラグインのJetpackとの連携用ファイルです。
Jetpackプラグインを使っていないのであれば削除しても大丈夫です。
このファイルは、function.php内で読み込んでいるため、function.phpに書かれている下記記述も削除する必要があります。
/**
* Load Jetpack compatibility file.
*/
if ( defined( 'JETPACK__VERSION' ) ) {
require get_template_directory() . '/inc/jetpack.php';
}
navigation.js
これは、jsディレクトリーの中にあるファイルですが、ナビゲーション制御用JavaScriptで、スマホメニューの開閉や、サブメニューの操作に使われます。
メニューを使わない場合や、メニューを独自に実装する場合は削除しても大丈夫です。
このファイルは、function.php内で読み込んでいるため、function.phpに書かれている下記記述も削除する必要があります。
wp_enqueue_script( 'xxxxxxx-navigation', get_template_directory_uri() . '/js/navigation.js', array(), _S_VERSION, true );
xxxxxxx-navigation は、JavaScriptのハンドル名です。
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