仕事でエクセルやスプレッドを使うことが多いのですが、VLOOKUP関数を使うと#N/Aと表示されることが良くあります。
これは、検索キーに一致するものが見つからなかった場合にこのように表示されます。
ただ、見た目が良くないのでこの表示は消したいですよね。
今回は、#N/Aを簡単に消す方法を紹介します。
目次
エクセルの場合
例えば、セルに下記のような数式が書かれていた場合
=VLOOKUP(A1,$B$1:$B$100,2,0)
上記の計算式を、下のようにIFERROR関数で囲ってあげます。
=IFERROR(VLOOKUP(A1,$B$1:$B$100,2,0),””)
これで#N/Aが表示されなくなります。
IFERRORとは
IFERROR関数は、エラーとなった場合に代わりの値を表示させることができる関数です。
=IFERROR( 第1引数 , 第2引数 )
第1引数は、エラー判定したい数式(今回の場合はVLOOKUP関数)を指定します。
第2引数には、第1引数で指定した数式でエラーとなった場合に表示させる値(または数式)を指定します。
第2引数に空白(””)を指定してあげると、エラーとなった時に#N/Aの代わりに空白が表示されるようになります。
スプレッドシートの場合
エクセルの場合と同じIFERROR関数を使うことでエラーを非表示にさせることができます。
=IFERROR(VLOOKUP(A1,$B$1:$B$100,2,FALSE),””)
これで、スプシでもエラー時に#N/Aが表示されなくなります。